新しい環境で感じるストレスは適応障害|メンタルヘルス解体書

新しい環境に順応する

診察

適応障害になる場合には、新しい環境に上手く順応できていないことが原因として挙げられます。環境に慣れることで元気になって生活をすることができますが、その間は、心身に不調が現れることがあります。
その症状として眠りが浅くなったことや疲れがとれない、やる気が起きない、ドカ食いや食生活が不規則になる、自分に自信を持てなくなったなどの症状があります。こうした症状は個人差があり、大きな人も入れば、小さな人もいます。おなじような事態に直面しても普段通りに生活できる人も入れば、はっきりと不調な症状が見られる人もいます。ただ、ストレスが大きければ、症状もそれだけ大きくなる傾向が見られます。
新入社員が新しい会社で新しい生活を始めたときに、生活に違和感もあります、自分が入った社会とそれまでの生活、描いていた姿とのギャップが生まれ、心身が現実についてきていないことなどがあります。そういった症状は、ゴールデンウィークを過ぎた5月病なども適応障害の一形態です。

適応障害は、環境の変化や辛い事態に直面しているとき、すぐに発症するとは限りません。少し時期を置いて発症する場合もあり、3ヶ月以内に不調を訴えることもあるのです。新しい生活が始まると4月、5月、6月となります。この時には5月病に気をつけましょう。適応障害になっている場合には、心身の不調だけでなく、生活が荒れる可能性もあり、行動様式に躊躇に現れます。

適応障害は、新しい環境に慣れることが大切ですが、症状として出ている不調事態が治療の妨げになっていることもあります。そういった時には、精神科や専門クリニックに受診することが大切になります。心理療法などを行ってもらうことで新しい環境への適応が早く行なうことができる可能性もあります。
適応障害は、ストレスを感じているときにだけ、発症することになり、症状が軽いこともあります。だからといって軽視しておくことは良くありません。適応障害では、自殺願望なども現れやすいことで知られています。もし、実際に死にたいなどの考えをもっている時には、緊急事態です。すぐに精神科や専門クリニックの受診が必要になります。また、すぐに解決したいと考えている場合には、相談するだけでも気持ちが楽になるので、受診を考えましょう。