新しい環境で感じるストレスは適応障害|メンタルヘルス解体書

ストレスを見つけ出す

医者

適応障害とうつ病はよく似た症状をしています。そのため、医師に相談をしても、うつ病と判断されることもあれば、適応障害と診断されることもあります。どちらもストレスを感じ、上手く消化することができず、抱え込んでしまい、心の負担になります。そういったことが原因で発症する病気です。うつ病の場合では、重症化することで、ストレスを感じるときや感じない時でも、気力の低下や食欲の低下、睡眠障害などの症状が出てきます。ストレスの因子がないのにかかわらず、こういった障害が出てくることがうつ病の特徴になります。
反対に、適応障害の場合は、簡単に説明すると、ストレスを感じている時にだけ、発症します。たとえば、朝、会社に出勤するときに、途中で腹痛に合うことや頭痛が起こるなどが代表的な症状になります。他にも、友人と遊ぶ約束をして待ち合わせをしているときに、待ち時間でイライラすることや腹痛を起こしてしまうことや将来の自分が心配になり、悲観的な感情になってしまうことや知らない人と出逢うことが怖く、外出することができなくなるなどといった例があります。

こういった症状が見られる適応障害を食い止めるには、そのストレスになっている原因を見つけることが解決策になります。適応障害が発症してしまうことで生活環境を全て新しくすることは難しいです。そういった対応以外にも普段の生活でストレスの原因になっていることを見つけて対処することが重要になります。
例えば、会社の人間関係にストレスを感じている場合には、職場環境を変えるために、部署の移動を希望することや転職をすることも一つの手段になるでしょう。また、苦手な人が会社にいる場合には、逆に声をかけて良い関係を作ることも一つの選択肢です。
出勤時に満員電車にストレスを感じている場合には、早めに電車で出勤して近くのカフェなどでゆっくりすることもできます。
適応障害の原因となっているストレスを見つけ出して適切な対処をすることも大切になります。
そういったストレスを見つけるためにも専門クリニックで相談、カウンセリングを受けることも大切なことになるでしょう。